法人組織に甚大な被害を及ぼす新たな脅威が全世界に拡大しています。この脅威は「ビジネスメール詐欺(BEC)」と呼ばれ、最新のFBI の公表によれば、 総被害額は約 53 億米ドル(約 5,700 億円)に達しています。ランサムウェアより儲かるとして、より多くのサイバー犯罪者がビジネスメール詐欺(BEC)に注目し、今後 日本でも増加することが予測されます。実際、国内での被害報道を見かけるようになり、広く潜行している可能性が考えられるため注意が必要です。攻撃者はビジネスメール詐欺(BEC)に利用する実行ファイル形式のキーロガーから、HTML形式のWebページにするなど攻撃手法を進化させています。

本資料では、新たな脅威ビジネスメール詐欺(BEC) がどういったものか、その手口や最新の被害状況について解説するとともに、法人組織が検討すべきセキュリティ対策について紹介していきます。

目次

  • ビジネスメール詐欺(BEC)とは?
  • ビジネスメール詐欺(BEC)の代表的な手口
  • ビジネスメール詐欺(BEC)における業務メールの盗み見
  • ビジネスメール詐欺(BEC)で多用される役職・狙われる役職
  • ビジネスメール詐欺(BEC)の被害状況
  • ビジネスメール詐欺(BEC)への対策

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