2017年にトレンドマイクロがネットワーク監視を行った法人組織のうち「4組織に1組織」において、すでに標的型サイバー攻撃に侵入されてしまっていたことが分かっており、標的型サイバー攻撃は国内の法人組織にとって依然深刻な脅威となっています。標的型サイバー攻撃の侵入時、端末を遠隔操作するためのツールである「RAT」の活動を隠蔽する手口によって、標的型サイバー攻撃の検出は困難化している傾向が見られました。
トレンドマイクロでは、標的型サイバー攻撃の脅威動向を分析し、隠蔽されたRAT侵入を検出するためのセキュリティ強化検討に役立つレポートを作成しました。
目次
- はじめに
- 継続する標的型サイバー攻撃の脅威
- RAT活動による「侵入時活動」の検出は困難化
- 隠蔽されたRAT活動の検出の強化
- トレンドマイクロ製品によるセキュリティ強化
- 最後に