スマートホームのユーザは、離れた場所からでも家庭内のさまざまなデバイスにアクセスし、アプリやWebサイトからインターネット越しにリアルタイムで家庭をモニタリングすることができます。例えば、スマートトイを使って子供とコミュニケーションを取ったり、信頼できる訪問者のためにスマートロックを開錠したりするような特定の操作を遠隔から実行することが可能です。これの利便性は、スマートホームに設置されたIoTデバイスが適切に管理されていることで実現しています。
しかしながら、これらのデバイスが遠隔からの攻撃者によって侵害された場合、IoTデバイスが本来の持ち主の意図せぬ動作を取る可能性があり、その際には利便性と快適さだけではなくユーザの安全も影響を受ける恐れがあります。本リサーチペーパーでは、スマートホームを狙うさまざまな攻撃シナリオについて詳細に解説し、IoTデバイスのセキュリティ課題とリスク、行うべき対策について解説しています。
※2019年8月公開
※PDF 14ページ
目次
- Introduction
- Consequences of a Hacking Attack
- Escalating Attack Scenarios
- Attack Layers of an IoT Device
- How to Defend Against Attacks
- Conclusion