トレンドマイクロでは、2019年年間の脅威動向を分析したレポートを作成しました。
2019年も国内外でランサムウェアの攻撃は継続しています。また、ファイルレスによる攻撃のステルス化、サプライチェーンやDevOpsのセキュリティリスクが懸念される一方、国内では特にECサイトからカード情報を詐取するEスキミング、ワンタイムパスワードを突破するフィッシング詐欺の手口、「EMOTET」の被害が顕著でした。
※ 2020年3月公開
目次
日本セキュリティラウンドアップ
- 「EMOTET」が日本に本格流入
- 国内ネット詐欺に2つの波「ワンタイムパスワード突破」と「スミッシング」
- 法人のランサムウェア被害で巧妙な手口が明らかに
- EコマースとWebサービスを脅かす2つのサイバー犯罪
グローバルセキュリティラウンドアップ
- 特定の標的を狙うランサムウェアの攻撃
- 依然猛威を振るうメールの脅威
- 新旧のシステムを脅かす深刻な脆弱性
- サプライチェーンとDevOpsに忍び寄る脅威
- ファイルレスによるステルス化と攻撃手口の複雑化
- 継続するモバイルやmacOSへの攻撃
- 脅威の対策は多層防御が最適解
- 2019年の脅威概況