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- 目次
- 前書き
- 01 はじめに
- 02 結果と影響:高度な攻撃とマルウェアの新種
- 03 レガシーテクノロジーとスマートファクトリー
- 04 緩和策および安全なプログラミングガイドライン
- 05 手遅れになった場合:不正なもしくは脆弱性が存在するロジックの自動検出
- 06 結論
産業用ロボットは、スマート工場における製造プロセスの自動化を支える中枢であり、自動車・航空機・加工食品・医薬品などのあらゆる製品の製造を支える最重要コンポーネントです。しかし、その産業用ロボットが数十年前に設計された言語でプログラミングされていることは、あまり知られていません。トレンドマイクロは、2017年からスマート工場にまつわるサイバーセキュリティ研究を継続的に行う中で、産業用ロボットの動作を定義する『タスクプログラム』の脆弱性および『プログラミング言語』の設計上の欠陥を発見しました。本リサーチペーパーでは、研究結果をもとに、ロボット言語がはらむ設計上のセキュリティリスクを分析するとともに、産業用ロボットのすべてのユーザが取るべきリスク緩和策を短~長期視点で提示します。
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