ここ数年来、標的型サイバー攻撃に対する警鐘がさかんに鳴らされてきましたが、攻撃による被害報告は後を絶ちません。なぜ、標的型サイバー攻撃を防ぐことができないのか。また、どうして大量の重要情報を窃取されてしまうのか。本ホワイトペーパーでは、連載形式で問題の本質を改めて考察します。
【第4回】「気づく力」を「対処の自動化」へ
標的型サイバー攻撃に対する備えとして、組織内に潜在する「未知の脅威」の検知力強化のニーズが拡大。新たな製品導入の需要が拡大しています。しかし、運用負荷の増加を懸念し、最新のテクノロジーを搭載した製品導入に踏み込めない組織も少なくありません。既存の対策製品を有効活用し、現状の運用を大きく変更せず効率的に対策を強化するにはどのようにしたらよいのでしょうか。
目次
- 第1回 組織のおよそ9割が攻撃に気づけない
- 第2回 情報流出を食い止める 企業が身に着けるべき対応策とは
- 第3回 Yahoo! JAPANリスクマネジメントのプロに聞く
- 第4回 気付く力を対処の自動化へ ← 今回はココ
- 第5回 インシデント対応がもっと効率・適切に
- 第6回 PDCAを継続させるその運用ノウハウとは?
- 第7回 ネットワーク監視で行うべき業務に集中