※本ウェビナーは2022年1月に開催したライブウェビナーのオンデマンド版です。

脆弱性は、製品/サービス提供者・利用者にとっては悩みの種であり、攻撃者にとっては魔法の杖のように魅力的な道具です。昨今のサイバー攻撃が高度化・巧妙化の一途を辿っていることに加え、脆弱性登録件数が右肩上がりに増えている傾向を考慮すると、組織にとっての脆弱性対策は今後より重要性を増していくものと考えられます。しかしながら、脆弱性をゼロにすることはできません。

また、世界規模で災害レベルの被害をもたらしたゼロデイ脆弱性「Log4Shell」の事例からもわかるとおり、世の中のソフトウェアのほとんどにオープンソースコードが使われていることを鑑みると、ソフトウェア開発におけるサプライチェーン管理もより重要性を増していくと考えられます。したがって、組織は「脆弱性がない製品はあり得ない」という前提で、戦略的なリスク対策を実施する必要があります。
このウェビナーでは、アンダーグラウンド市場での脆弱性をめぐる動きと、Log4Shellの事例を例に挙げ「ソフトウェア・サプライチェーン」の概念をご紹介します。そして、ユーザ・メーカの立場から脆弱性の意味合いを整理し、脆弱性とエクスプロイトによるサイバーリスク低減のために組織が取り得る戦略を提示します。

対象:

  • セキュリティマネジメント戦略策定者および調査役
  • サイバーセキュリティ戦略策定者および調査役
  • 脆弱性マネジメント責任者および担当者

アジェンダ:

  • 脆弱性情報をめぐるサイバー犯罪者の動き
  • ソフトウェア・サプライチェーンリスク
  • メーカに必要な戦略的視点~バグバウンティ~
  • ユーザに必要な戦略的視点~透明性~


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石原 陽平
セキュリティエバンジェリスト

カリフォルニア州立大学フレズノ校 犯罪学部卒業。台湾ハードウェアメーカーおよび国内SIerでのセールス・マーケティング経験を経て、トレンドマイクロに入社。世界各地のリサーチャーと連携し、IoT関連の脅威情報の提供やセキュリティ問題の啓発にあたる。

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