「サイバー脅威インテリジェンス(CTI)」とは、組織が防御的なアプローチをベースとして、サイバーセキュリティ戦略をより効果的に構築するための重要な情報源です。
≫参考:Cyber Threat Intelligenceを有効活用するには?~スレットハンティングを始める前に読みたい実践ガイド(Security GO)
近年、多くの組織が高度化するサイバー脅威に対抗するため、セキュリティリソースの最適化や新たな攻撃手法への迅速な対応を求めています。その中で、CTIを活用することで、より適切な防御戦略を構築し、攻撃に対してプロアクティブな対処をすることが可能となります。しかし、CTIの導入方法や活用の仕方については、組織ごとに異なる課題があり、その有効性を最大化するためには適切な理解が不可欠です。
このウェビナーでは、CTIの基本概念から、具体的な取得方法、そして実際の活用事例までを詳しく解説します。当社の経験豊富なスレットリサーチャーとインシデントレスポンスマネージャーが、最新の脅威動向や具体的な事例を交えながらCTIの効果的な導入と活用法をわかりやすく説明します。
すでに高度なセキュリティ対策を実施しており、次のステップとしてCTIの導入を検討しているものの、その具体的なメリットや活用方法に不安を感じている方々へ、実践的な知識をご共有します。CTIを導入し、企業のセキュリティ体制を次のレベルへと引き上げるための具体的なステップを学びましょう。
こんな方におすすめ
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日本国内の最新のサイバー脅威情勢を知りたい方
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法人組織でセキュリティ製品の導入・運用に関わる方
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サイバー攻撃の監視を行うSOCに従事する方
アジェンダ
CTIを集める前に知っておくべきポイント
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CTIとは?
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CTIのカテゴリについて
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CTI活用を組織文化として根付かせるために必要なこと
現場でのCTI活用方法
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現場で扱うCTIについて
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スレットハンティング(Threat Hunting)の実行方法
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スレットハンティング(Threat Hunting)でご支援できること
スピーカー

サイバーセキュリティイノベーション研究所
スレットインテリジェンスセンター
シニアスレットリサーチャー
加唐 寛征
2013年にトレンドマイクロに入社し、有償契約を結ぶ組織のネットワークにおける脅威の兆候を発見しレポートする業務に従事。その後、2015年からは同社サイバー攻撃レスポンスチームにてインデント対応やロシアを起源とするとみられるAPTのリサーチに従事。2021年、同社によるサイバーセキュリティ・イノベーション研究所を立ち上げに伴い、同研究所内のスレット・インテリジェンス・センターの所属となり、引き続きAPTリサーチに従事している。また、社内のセキュリティエキスパートを育成するトレーニングのインストラクターや、国内外のカンファレンス・勉強会への登壇、同社サイトでのブログ記事・ホワイトペーパーの執筆などの活動も行う。

アドバンストサイバーサービスセンター
Principal Incident Response Consultant
田中 啓介
2007年に新卒社員としてトレンドマイクロに入社。個人製品及び法人製品のサポート業務を経て、2012年より中央省庁担当のアカウントマネージャとして脅威監視、インシデントレスポンス、対策提言を実施。脅威リサーチチームのマネジメント業務を経て、2019年よりインシデント対応支援サービスの統括を担当。2021年9月より立命館大学 情報理工学研究科 博士後期課程(上原研究室)に入学。2023年1月より滋賀県警サイバーセキュリティ対策委員会アドバイザー。